ジョシュア・ハルバースタムの新刊『仕事と幸福、そして、人生について』を途中まで読んでいるが、これが非常に示唆に富んだ内容で面白い。
そもそも、著者のジョシュア・ハルバースタムという人自体、哲学者でありマーケティングコンサルタントでもあるという肩書きからしてユニーク。
長ったらしい邦題が付いているが、原題は「WORK」。つまり人間にとって仕事とはいったいなんぞや、というかなり大きな命題に真っ向から向き合っている。さすが哲学者。
この大きな命題に立ち向かうために、心理学、神経学、哲学、文化人類学、労働学、経営学などの文献や専門家などを駆使しながらも、専門用語や難解な表現は極力使ってないのでとても読みやすい。
例えば…、
- 自分の仕事が単調な繰り返しだということが明らかになり、そこに安住するつもりがないとしたら、あなたは起業家の精神を考え始めたことになる。
- 起業とは、行動することだ。誰でも金持ちになりたいと思っているが、そのための努力を進んでしようとする人となるとなかなかいない。
- 未来の社会においては、企業に勤めているいないとはかかわりなく、ひとりひとりが独立した事業主となる。
- 私たちは自分で自分のオーナーになるのだ。
といった感じ。まさに田中真澄先生のいう「オーナー魂」、SMIでいう「あなた株式会社」ですな。この本、また改めてしっかり紹介します。
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