自身の事業を再定義してみる。

再定義

      
先日、「巡輪偲(じゅんりんさい)」という、移動型葬祭サービスのことを知りました。専用バスで故人の棺と一緒に想い出の場所を巡る「旅葬」というスタイルのお葬式です。

従来のお葬式のイメージとあまりにも違っており、「そんなお葬式があるのか」と、驚きました。
そんな巡輪偲の紹介文のなかで、特に心に残った言葉があります。「お葬式は最期の家族旅行であってほしい」―この一文を読んだとき、これは「事業をどう定義するか」という話なのだな、と思いました。

お葬式といえば、決まった場所に集まって、決まった進行で行なうもの、と誰もが思うでしょう。巡輪偲は、その概念を一度取り去って、「そもそも、お葬式とは何か」という原点から考え直しています。想い出の場所を巡る。会わせてあげたかった人に会いに行く。移動すること自体に意味を持たせる。結果として「移動型葬祭サービス」という形になっていますが、やっていることは、お葬式の再定義です。

巡輪偲
巡輪偲のサイト。提供しているのは株式会社メモリアルむらもと(北海道恵庭市)。「ご利用例04:支笏湖のハンバーガー」の話が心に沁みます。

さて、この話を自社に当てはめてみます。当社の事業は「ニュースレター作成代行サービス」です。経営者を取材し、原稿を書き、紙面を作る仕事です。ニュースレターは、一般的には販促ツールや営業支援などの言葉で説明されがちで、それ自体は間違ってはいません。また、「作成代行」という言葉を使っているのも、分かりやすさを優先しているからです。

ですが、ニュースレターの本質はもっと深いところにあります。ニュースレターを出す目的は、既存客や見込客があなたの会社のファンになり、売り込まなくても売れる状態を作ることにあります。今の時代、良い商品やサービスは世の中にいくらでもあります。顧客に「あなたから買いたい」と思ってもらえるには、あなたやあなたの会社のファンになってもらうことが一番です。ニュースレターはその重要な役割を果たすことができます。 

では、あなたはご自身の事業をどう再定義しますか? 事業は、定義し直そうと考え始めただけで、見え方が変わります。新年を迎えた今こそ、取り組んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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