昨日に続き、今回もジョシュア・ハルバースタムの新刊『仕事と幸福、そして、人生について』について。
この本の中で「お金の三つの法則」について書かれた文章がある。
1)豊かさの基準は拡大する。
自分に必要なお金の金額は、平均して今より25%増になることを望んでいるが、その目標が達成されると次の25%増が目標になるという。「豊かさは欲を増大させる」というわけだ。
2)満足できる豊かさの程度は、前に持っていたお金によって決まる。
あなたにとっての現在の1万円の価値は、その前にいくら持っていたかで決まる、というもの。お金持ちが大金持ちになるよりも、平均からお金持ちになるほうがずっとエキサイティング。
3)あなたが持っているお金の価値は、友人、同僚、隣人など、自分と同等の地位にある人が持っているお金によって計られる。
無意識のうちにこんな判断をしていそう。私たちはお金に限らず、服から車、子供が行く学校まで、自分の周りの人たちが何を持っているかと常に比較することで、自分の価値を計る傾向があるかもしれない。
ここから抜け出すために、この本の中では「すべてを手にいれることのできる人はいないという事実を受け入れること」だとしている。ウ?ン、凡人にはなかなか到達するのが難しいところです。ただ「収入」だけを自分の仕事の価値基準にしてしまうと、おそらく間違った方向にいってしまうのでしょうね。なんだか昨日と同じようなことを書いていますが(笑)。
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