週末、NHK「トップランナー」に登場したユニット「トーチカ」の話が面白かった。実はトーチカという名前は知らなかったのですが、彼らの作品を以前テレビで観た時に、そのアイデアが秀逸だったので覚えていたのでした。
↓彼らの代表的な作品(注意!音がでます。)
この作品群「PiKA PiKA プロジェクト」は原理はいたって簡単で、使っている道具は、ペンライトとデジタルカメラのみ。
しかもこの「PiKA PiKA プロジェクト」は素人でも頑張ればできるので、最近は結婚式などで新郎新婦の友人たちが作った映像を披露したり、ユーチューブに投稿したりと、今風な拡がり方を見せています。
このアイデアがすごいと思うのは、「カメラの長時間露光機能を使ってペンラントで絵を描く」という手法も、「コマ撮りアニメ」という手法も昔から定番的にあったもので、それを組み合わせてここまで表現できたということ。
ジェームス・W・ヤングの名著「アイデアの作り方」にもあるように、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」というのをまさに形にしたわけですね。
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