専門家の協力をうまく得る?『ユダヤ人大富豪の教え』

昨日に続き、本田健『ユダヤ人大富豪の教え』より。

ユダヤ人大富豪の教え

幸せな金持ちになる17の秘訣のなかに、「多くの人に気持ちよく助けてもらう」(秘訣17)というのが出てくるが、さらにそのなかに、“専門家の協力をうまく得る”という話がある。

「たとえば、法律の詳しいことを君は勉強できるかもしれないが、その道で40年間プロとしてやってきた人間の知識の深さにかなうはずがない。40年かかって法律の勉強をした専門家にアドバイスを聞けば1分で答えが出るところが、もし君が同じ答えを得ようとすれば、40年以上の人生を費やさなければならないだろう。だから、私は、1時間何百ドルというお金を払っても惜しくないどころか、自分のためにその知識を得ようと40年間も頑張ってくれたこの弁護士にいつも心から感謝しているくるらいだ。」

自分のことを振り返ると、実はけっこう手先が器用なほうなので、自分でホームページを作ったり、会計ソフトを入力したり(←これは会計のことに興味があったからですが)、なんでも自分でやってしまいがちなのですが、これは自分が気を付けなければならないことの一つ。

自営業者として陥ってはいけない落とし穴は、「仕事は忙しいのに、利益が出ていない」ということ。

もし経営者を目指すならば、一プレイヤーとして技を磨くのと同時に、監督としての力量を身につけることを第一の目標にするがいい。

と、この本にもそのことがはっきり書かれてあります。このことは肝に銘じておこう。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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