「行動」に着目したこれまでにない整理術?石田淳『超!自分マネジメント整理術』

石田淳さんの本、2冊目。前回に続き、今回はこの本。

超! 自分マネジメント整理術 行動科学で3倍の成果を上げる方法

この本のテーマは「整理」です。しかし、世にあるいろいろな整理術と違うのは、「行動」という切り口で「整理術」を語っている点です。この本で石田さんは、“モノや情報を整理できないのは「行動」に着目していないから”と説いています。さらに、“「自分マネジメント整理術は、目標達成のための最強方法」”と続けています。

前回紹介した短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
では、部下がこちらの望む行動ができないのには、2つの理由しかなく、それは

  1. 仕事のやり方が分かっていない。
  2. 仕事のやり方は分かっているのだが、継続できない。

というのが骨子でしたが、今回は、整理ができないのには2つの理由しかなく、それは、

  1. 「整理のやり方」が分かっていない。
  2. やり方は分かっているが、「継続する方法」を知らない。

としています。ウ?ン、これは「整理」の部分を変えていくと、いろいろな話にあてはめられそうですね。

気になったフレーズは、

  • 「成果は人の行動が生み出す結果」
  • 「成果を左右するピンポイント行動が何かを見つけ出す」
  • 「結果をだすために必要だと思われる一連の行動を分解して書き出します」
  • 「ピンポイント行動を日々の生活の中に落とし込むために「時間割」を作る。

など。自己管理が苦手な人には学ぶべきところが多い本です。


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この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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