今日の西日本新聞に広告が出ていた、クエンティン・タランティーノ監督(「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」の監督ですね)の最新作「イングロリアス・バスターズ」の広告。
映画「イングロリアス・バスターズ」キャンペーンはこちら。
「この映画、おもしろくなければ全額返金します」。
マーケティング手法として使われる「リスク・リバーサル(保障制度)」ですが、しばらく前にロッテリアの「絶妙バーガー」がこの手法をやっていました。登場した時には話題になっていましたが、その後あまり反響を聞かなかったので、あまり効果がないのかと思っていました。
さて今回は映画なので、ハンバーガーとは条件がいろいろ変わってくるわけですが、今回もいろいろな条件付きです。
- 期間は11月20日(金)?23日(祝)の4日間限定。
- 最初の60分間を観て、その時点で途中退席した方のみ(本編は5章立てで、3章まで終わった時点)
- 退出後、アンケートへの協力あり。
という条件です。
クエンティン・タランティーノ監督で、主演がブラッド・ピットとくれば、その組み合わせだけである程度のヒットは予測できます。
おそらく、3章の終りに山場があって、続きを観たくなる!という設定だろうし、“既に60分も時間を費やしたのだがら、ここで帰ってしまうとこれまでの時間が無駄になる”と感じさせる(本当は違うのですが、そう感じさせる)ところがポイントですね。
これはリスク・リバーサルというよりは、話題づくりの一環かな?。
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