ついに映画にもリスク・リバーサル導入。

今日の西日本新聞に広告が出ていた、クエンティン・タランティーノ監督(「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」の監督ですね)の最新作「イングロリアス・バスターズ」の広告。

イングロリアスバスターズ

映画「イングロリアス・バスターズ」キャンペーンはこちら。
「この映画、おもしろくなければ全額返金します」。

マーケティング手法として使われる「リスク・リバーサル(保障制度)」ですが、しばらく前にロッテリアの「絶妙バーガー」がこの手法をやっていました。登場した時には話題になっていましたが、その後あまり反響を聞かなかったので、あまり効果がないのかと思っていました。

さて今回は映画なので、ハンバーガーとは条件がいろいろ変わってくるわけですが、今回もいろいろな条件付きです。

  1. 期間は11月20日(金)?23日(祝)の4日間限定。
  2. 最初の60分間を観て、その時点で途中退席した方のみ(本編は5章立てで、3章まで終わった時点)
  3. 退出後、アンケートへの協力あり。

という条件です。

クエンティン・タランティーノ監督で、主演がブラッド・ピットとくれば、その組み合わせだけである程度のヒットは予測できます。

おそらく、3章の終りに山場があって、続きを観たくなる!という設定だろうし、“既に60分も時間を費やしたのだがら、ここで帰ってしまうとこれまでの時間が無駄になる”と感じさせる(本当は違うのですが、そう感じさせる)ところがポイントですね。

これはリスク・リバーサルというよりは、話題づくりの一環かな?。


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この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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