自分の不利を強みに変える発想─「暗闇レストラン」

今朝、たまたま観ていたテレビで非常に興味深い話をやっていた。NHK「チェンジメーカー」という番組で、テーマは「社会起業家」。

紹介されていたのは、スイスにある「暗闇レストラン」。視覚障害者の起業家が作ったこのレストランは、入り口で食事のオーダーをした後は、真っ暗闇の店内に通され、食事はすべて何も見えない中で給仕されるというものだ。ちなみにウェイトレスも視覚障害者。

単に「視覚障害者の感覚を体験する」という社会的な意義だけでなく、“健常者からの寄付で成り立つような店にはしたくなかった”というこの起業家の意識の高さに打たれた。

実際ヨーロッパを中心に、世界各国に店舗が拡大しているというが、非常に意義深い事業だと思う。

それと同時に、「視覚障害」であることをハンディとしないどころか、逆にそれを「売り」にして、ビジネスとして成立させているところに、アイデア発想力の素晴らしさを感じた。

暗闇レストラン

 

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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コメント

  1. 農林機器営業、渡邉です より:

    先日のけいよくセミナーではお世話になりました。
    番組、私も興味深く見ておりました。感想、同感です。今の日本で同じサービスを提供して受け入れられるかな?自分の意識含めて考えさせられました。

  2. ソノショー より:

    渡邉さま
    コメントありがとうございます!
    ものの見方って非常に大事だと思いました。
    またセミナーにもご参加くださいね。

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