巨大企業が相手でもひるまずに集団訴訟に勝利した女性の実話―『エリン・ブロコビッチ』

このコーナーでは経営や生き方のヒントになるような映画を紹介しています。今回紹介するのは、米国の大手企業から、史上最高額の和解金を勝ち取った女性の実話を描く『エリン・ブロコビッチ』です。

<あらすじ>カリフォルニアの小さな町に住むエリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は、3人の子どもを抱え、職もないシングルマザーだ。ある日、自分が遭った交通事故の訴訟をきっかけに弁護士エドワード(アルバート・フィニー)の事務所に押しかけて自分を雇ってもらうことに成功する。そこで整理中の書類から、大企業が環境汚染をしているのでは、と疑念を持つ。正義感と情熱だけを武器に、勝ち目の無い訴訟を起こすのだが…。

<コメント> 1996年、米国史上最大の3億3300万ドルで和解した集団訴訟「ヒンクリー地下水汚染」を基にした映画です。

その訴訟の中心となったのがエリン・ブロコビッチ。言葉づかいも悪く、厚かましいですが、とにかく正義感が強くて熱い!そんな主人公をジュリア・ロバーツが好演しています。

子ども3人のシングルマザーだろうが、貯金が16ドルしかなかろうがお構いなしに前に突き進む彼女の姿にしびれます。そして彼女の良き相棒となる弁護士エドワードもいい味出してます。エリン本人もウェイトレス役で一瞬登場するのでお見逃しなく。

間違いなくスカッと見終えることができる作品です。(正)

  • 『エリン・ブロコビッチ』
  • 原題:Erin Brockovich
  • 監督:スティーブン・ソダーバーグ
  • 出演者:ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニーほか
  • 上映時間:130分
  • 製作国:アメリカ
この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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