どの選択肢を取っても間違いではない/映画『ミスター・ノーバディ』

このコーナーでは、経営や生き方のヒントとなるような映画を紹介しています。今回は、SFファンタジー『ミスター・ノーバディ』です。

映画

『ミスター・ノーバディ』

Mr. Nobody

<あらすじ> 西暦2092年。科学の進歩で人間は永遠の命をもつようになっていた。そんな中、118歳の主人公ニモは世界で唯一の「命に限りある」人間。彼の最期に世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に答えて自らの過去を語り始める。ところが、彼の過去は普通の人間のように一つではなく、さまざまな選択によって分岐した人生を同時に歩んでいた。彼は両親が離婚する際、父についていった記憶と、母についていった記憶、その両方を語ることができた。そして生前の記憶、分岐した人生などが次々と展開されていくのだった…。

<コメント>量子力学に興味のある方なら「シュレーディンガーの猫」という思考実験をご存知かと思います。その説明は私には難しいので割愛しますが、映画やアニメ等の設定でよく使われる「パラレルワールド」に近いものです。

テーマは難解ですが、映像が美しく、また、考えさせられる台詞が多いので、見応えがある作品になっています。

今回、私は福岡市から行橋市へ引越すという大きな選択をしました。「福岡に残る」という選択もあったかと思いますが、ニモとは違い、私の人生は一度きりです。あとになって「あの時、引越すという選択をして良かった」と思えるよう、これから充実した毎日を過ごそうと思います。

※今回ご紹介した『ミスター・ノーバディ』は2011年公開ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の作品です。2021年公開イリヤ・ナイシュラー監督の『Mr.ノーバディ』とは別作品です。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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