「一緒に生きた感覚が欲しい。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

テレビ
エネルギッシュなライブ、一度生で聴きたいです。(4月27日放送のテレビ朝日系列「EIGHT-JAM」より)

「一緒に生きた感覚が欲しい。」

─上原ひろみ

日本が世界に誇るジャズピアニスト・上原ひろみ。自身の作品制作や公演の他に、国内外のアーティストとのコラボも精力的に行なっています。

コラボしたい相手について、彼女は冒頭の言葉を述べて「その瞬間を全力で生きられる人。ライブは生の人間と人間のぶつかり合いだから、一緒に生きてて良かったと思える人とやりたい」と答えました。

短い中に全てが詰まっている言葉でした。仕事のやり甲斐とか楽しさって、誰かと「一緒に生きた感覚」に凝縮されると思うんです。

事務所移転に伴い、雑誌編集部時代の仲間が送別会を開いてくれました。皆20代だった頃、締切に追われる中でも面白い誌面が作りたくて、合宿のような生活をしていました。仲間と当時を振り返る時間は、一緒に生きた感覚を再現する作業のようでした。

編集部を卒業して、今は皆、各々のクライアントと仕事をしていますが、良いものを作りたいというエネルギーは失っていません。まさに「一緒に生きてて良かったと思える人たち」です。

私もずっと、誰かと一緒に生きた感覚が欲しくて仕事をしているような気がします。良い商品やサービスを全力でつくる人たちを、全力で応援する…そんな仕事を続けていけたら本望だなと思います。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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