銃を持たないという信念を突き通した兵士の実話―『ハクソー・リッジ』

このコーナーでは経営や生き方のヒントになるような映画を紹介しています。今回紹介するのは、戦地で多くの兵士を救った衛生兵の生き様を描いた『ハクソー・リッジ』です。

映画

<あらすじ>人を殺してはならないという宗教的信念を持つ若者・デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)。第二次世界大戦が日に日に激化し、デズモンドも祖国のために志願兵として入隊する。訓練中、ライフルを持とうとしないデズモンドに対し、大尉は「戦争は人を殺すことだ」と告げ、命令に従えないのなら、除隊しろと宣告される。最終的には、軍法会議にかけられ窮地に陥るが、ある人物の尽力でデズモンドの主張は 認められる。そして舞台は、1945年の沖縄へ。ハクソー・リッジと呼ばれた難攻不落の断崖は、壮絶極まる戦場。そこでデズモンドは、武器も持たず、命を懸けて負傷兵を救い続けるのだった…。

<コメント> 不屈の精神を持つ兵士が戦場で活躍する姿は、戦争映画でこれまで何度も描かれてきました。この作品がそれらと一線を画すのは、主人公が「武器を持たない。人を殺さない」という信念を持っていることです。

この映画で初めて知ったのですが、このような場合、「良心的兵役拒否権」というのが基本的人権として認められているのだそうです。当時の日本では考えられないことですね。


目を覆いたくなるシーンが多いですが、感動の実話をぜひご覧ください(正)

  • 『ハクソー・リッジ』
  • 原題:Hacksaw Ridge
  • 監督:メル・ギブソン
  • 出演者:アンドリュー・ガーフィールドほか
  • 上映時間:139分
  • 製作国:アメリカ合衆国、オーストラリア
この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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