物販に対して、サービス業は値段を付けにくいものです。人はモノに対しては適正な対価を支払うのに対し、サービスに対しては対価をつけにくいとされています。
ある本によれば、サービスに対する評価の基準として「タダならどうか?」ということを考えてみることだ、とありました。
これには三段階あって、
- タダでもいらない。
- タダならほしい。
- お金を払ってでもお願いしたい。
の3つです。事業とは、お金をいただけるだけの内容やレベルのサービスを提供しなければなりません。その最初の基準にあるのが「タダならほしいか」ということです。
たとえばメールマガジンを例にとってみると分かりやすいです。メールマガジンは基本的には無料です。それでも読者が減る場合があります。それは「タダでもいらない」状態なわけです。メールマガジンの発行者は、自分が発信している情報がどの程度の価値があるのか、シビアに見る必要があると思います。
ニュースレターもそれに近いものがあります。自分としては役に立つ情報を発信しているつもりでも、受け取る側からすれば、「大した情報も載ってないし、特に送ってもらわなくてもいい」と思われているかもしれません…(泣)。
どうやれば、「タダならほしい」状態にすることができ、さらにその先に「お金を払ってでもお願いしたい」状態に持っていけるか?それが売れる事業づくりの骨格ですね。
※参考書籍「売れる事業の選び方・始め方」
今日のまとめ:
「サービス業は価値をどう高めるかが重要。
そのヒントになる質問は「タダなら欲しいか?」 」
「サービス業は価値をどう高めるかが重要。
そのヒントになる質問は「タダなら欲しいか?」 」
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