「ドラゴンボール」は自分を鍛えて強くなった。「ワンピース」は仲間を増やして強くなった。

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

「ドラゴンボール」は自分を鍛えて強くなった。「ワンピース」は仲間を増やして強くなった。

古市憲寿社会学者

社会学者の古市氏をご存知ですか? 最近、ワイドショーのコメントなどで話題になる方です。暴言に近いのですが、周りの空気に流されず意見を述べる姿勢が支持されているのかなと思います。

ある番組でドラゴンボールハラスメントの話が出た時のこと。ドラゴンボールハラスメントとは、クリエイターの男性が「『ドラゴンボール』も読んでないのか」と先輩にバカにされたというもの。男性が「悔しくて全巻読破したが、面白くなかった」とネットに投稿して炎上騒ぎに。すると古市氏が「若い世代が面白く感じなくても当然」と指摘。「人気漫画も時代で変化し、昔は主人公が一人で強くなり、今は仲間を増やして強くなる傾向がある」とコメント。出演者たちも頷き「今日は社会学者らしいこと言いましたね〜」と…笑。

今や生き方も考え方も多様化し、絶対的なカリスマは生まれにくくなりました。その代り、性格も才能も異なる人々が力を合わせて、目的を遂げる時代なのですね。

自分の仕事もそうだな、と感じます。会社を船に例えることがありますが、私も「文章で会社のファンを増やす」という役目の乗組員のつもりで仕事をしています。お客様と共に繁盛を目指すのが、醍醐味です。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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