「私は四大大会に出て、素晴らしい選手と戦っているのだから、悲しむ必要はない。私はこの素晴らしい時間を楽しむのだ。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

「私は四大大会に出て、素晴らしい選手と戦っているのだから、悲しむ必要はない。私はこの素晴らしい時間を楽しむのだ。」

大坂なおみ

テニスも競泳もフィギュアスケートも、若い日本人選手の活躍に目を見張る、今日この頃です。彼ら彼女らには一様にメンタルの強さがあります。ひと昔前は日本人アスリートはメンタルが弱い、と言われたものですが、今や海外選手を上回る、強い精神力を手に入れたのですね。本人はもちろん、コーチ陣の指導にも成果が現れたのだと思います。

前述の言葉は、テニスの全豪オープンで大坂なおみが2セット目を落とした後、トイレ休憩の間に考えたことだそうです。窮地に立った時にこの心境になれたら、もう怖いものはないですよね。?絶対に負けられない?と自分を追い込むのではなく、この場に立てる喜びを噛みしめ、戦う相手に敬意を払う。人間としての器の大きさを感じます。

私も「与えられた機会に感謝して、存分に力を尽くす」という気持ちで、仕事も競泳の試合も取り組めるよう、自分で自分をコーチングしようと思ったのでした。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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