このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「一流選手はミスをしない。超一流選手はミスをしても、諦めない。」
私の水泳コーチ
私が通うスイミングスクールに新加入したコーチは、なかなかの熱血漢。熟年スイマーにも遠慮せずダメ出ししてくれます。そこで試合前のスタート練習をお願いすると、快く引き受けてくれました。今回の試合は長水路。日頃25mプールで泳いでると、50mプールはバテて失速していくから、初速度を出すスタートが重要になります。
コーチは一人ずつ的確に指導してくれ、最後に「一流選手はスタートからゴールまで自分の泳ぎ方を決めて、体に染み込むまで練習する。だから試合でミスをしないんです」と。確かに、速い人は泳ぎが安定してるもんなぁと納得していると「でも、もしミスをしても、最後まで絶対に諦めないのが、超一流選手です」。
ミスをしないことより、諦めないことのほうが大事。仕事にも人生にも当てはまる言葉です。人間だもの、失敗はある。そこで終わるほうが簡単だけど、諦めずに最善を尽くし続けるほうが尊い。闇営業問題で今、どん底にいる芸人さんたちもそうあってほしいと、ふと思いました。ちなみに私のレースは…スタートは怪しかったけど、諦めない!とキックを打ち続け、無事、自己ベストを更新致しました。レース後はヨレヨレでしたけど(笑)。(あづさ)
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