「一流選手はミスをしない。超一流選手はミスをしても、諦めない。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

スタート

「一流選手はミスをしない。超一流選手はミスをしても、諦めない。」

私の水泳コーチ

私が通うスイミングスクールに新加入したコーチは、なかなかの熱血漢。熟年スイマーにも遠慮せずダメ出ししてくれます。そこで試合前のスタート練習をお願いすると、快く引き受けてくれました。今回の試合は長水路。日頃25mプールで泳いでると、50mプールはバテて失速していくから、初速度を出すスタートが重要になります。

コーチは一人ずつ的確に指導してくれ、最後に「一流選手はスタートからゴールまで自分の泳ぎ方を決めて、体に染み込むまで練習する。だから試合でミスをしないんです」と。確かに、速い人は泳ぎが安定してるもんなぁと納得していると「でも、もしミスをしても、最後まで絶対に諦めないのが、超一流選手です」。

ミスをしないことより、諦めないことのほうが大事。仕事にも人生にも当てはまる言葉です。人間だもの、失敗はある。そこで終わるほうが簡単だけど、諦めずに最善を尽くし続けるほうが尊い。闇営業問題で今、どん底にいる芸人さんたちもそうあってほしいと、ふと思いました。ちなみに私のレースは…スタートは怪しかったけど、諦めない!とキックを打ち続け、無事、自己ベストを更新致しました。レース後はヨレヨレでしたけど(笑)。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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