思い切って“リセット”してみる。

思い切って“リセット”してみる。

コロナ第7波や緊迫する国際情勢など、世の中は不安材料ばかりです。こういう環境に長い間身を置いていると、「なんとなく体の調子が悪い」「なんだか気持ちがふさぎ込む」という状態になることがあります。その原因の一つが自律神経の乱れです(自律神経について詳しく書くと長くなってしまうので、ネット検索してみてください)。

今回紹介する本は、自律神経研究の第一人者で、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏が今月上梓した『リセットの習慣』です。この本では、心と体を良い状態に保つ上で大事だと言われる「リセット」の考え方やノウハウを99個解説しています。小林氏は「イヤなことが起こったり、ストレスのかかる出来事に出会うことは避けられません。その悪い流れに引きずり込まれないように流れを断ち切り、いい流れに変えることが大事」であり、「私たちが意識すべきは“戻す”ではなく“新たに始める”こと。“なんとなく変える”ではなく“思い切ってリセットする”ことです」と解説しています。

具体的に見ていきましょう。氏はアフターコロナの処方箋として、特に2つのことを推奨しています。それは「新しい習慣を取り入れる」と「とにかく『動くほう』を選択する」です。コロナ以降、私たちは動かないという選択を強いられてきました。その結果、動くことが億劫になり、気持ちも停滞しています。特にお勧めしているのが「新しい朝の習慣をひとつだけプラスする」こと。流れのままに1日を始めるのでなく、意図的に良い流れを生み出すことが大事というわけですね。

また、自律神経の調査で、木曜日が最も数値が悪いという結果を踏まえ、木曜日に入れる仕事を少なめにするとか、ちょっとした楽しい予定を入れるとか、意識的に一週間の区切りにする「木曜日をリセットデーにする」という方法も紹介しています。

この本ではほかにも、自分、仕事、他人との向き合い方をリセットする方法、ストレスが消える日々のリセット術、疲れが消える体のリセット術など、自分が今リセットしたいことから取り組めるよう、数多くのノウハウが紹介されています。

私はこれを読んで、「大胆な模様替えをする」「イライラするときは、すべての動きをゆっくりと丁寧にする」などを実行してみようと思いました。皆さんも、この本から何かしらのヒントを得てもらえると嬉しいです。(正一郎)

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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コメント

  1. 内野博行 より:

    「思い切ってリセットする」ことは良い習慣だと思います。私もコロナに感染して、徐々に体を慣らしている段階です。少し作業をして、リセット休憩をして・・・。正常に戻そうとしています。
    やってみる、なんとかなんる、感謝する、ありのままです。

    • sonosho shoichiro より:

      内野様、コメントありがとうございます! コロナ罹患大変でしたね。この暑さもあるので、なおさらですね。どうぞご自愛ください。

  2. 宮?三重子 より:

    残暑見舞い申し上げます
    お元気ですか

    いつも、ニュースレターありかとうございます??

    リセットの習慣の本早速よんでみまーす。

    ニュースレター、ペーパーで読むのと、電子メールで読むの。。。それぞれの良さを感じさせてもらってます。

    それこそ、園田さんのニュースレターは、私のリセットです?

    自律神経整えて、2022年夏を楽しみます♪

    残暑厳しき折、ご自愛なさってください

    • sonosho shoichiro より:

      宮崎様 コメントありがとうございます! 私のニュースレターが少しでもお役に立っているのであれば嬉しい限りです。宮崎さんもどうぞご自愛ください!

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