このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「自分に飽きたら、終わりだよ。」
─秋元康
テレビ東京『カンブリア宮殿800回SP』をご覧になりましたか。2週連続で秋元康氏の特集でした。
17歳で放送作家になって以来、作詞家、アイドルプロデューサー、ドラマ脚本家と多くのメディアでヒットを生み続ける秋元氏。睡眠時間は毎日3時間で、暇ができたら次の企画を考えるのだとか。「ケーキ好きな人が、ケーキ屋になったようなもんだから」と、仕事が苦になることは一切無い様子…もう、この辺りから違うんだな。
冒頭の言葉は、秋元氏がアイドルたちに掛けていた言葉だそう。アイドル卒業後の人生も含めたアドバイスに思えます。
「自分に飽きない」とは「自分の魅力を、自ら見つけて育てる」という、実はかなり高度な作業なのでは、と気づいたのは最近のこと。
毎日の仕事や趣味を精一杯やればいいと思っていたけど、「自分の強みは何で、これからどんな人になりたいか。そのために何をやればいいか」ってことも、そろそろ考えないとな、と思案した初秋の夜でした。
皆さんはセルフプロデュースされていますか?
(あづさ)
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