誰もが悩みを抱えたまま生きている。?映画『湖のほとりで』

今日から9月。秋らしい映画と思って選んだのが、『湖のほとりで』。

湖のほとりで

STORY:
北イタリアの小さな村。ある日、湖のほとりでこの村の少女、アンナの他殺体が発見される。遺体の状況から顔見知りの犯行と推測され、村に越してきたばか りの刑事サンツィオは、アンナの周辺に範囲を絞り次々と事情聴取を開始する。やがて、どの家庭も何らかの問題を抱え、誰もが愛する家族にさえ打ち明けられ ない痛みに苦しんでいる現実が暴かれていく。そしてサンツィオ刑事もまた、愛する妻が若年性認知症に冒されているという現実にうまく向き合えず、そのこと で一人娘との関係もこじれてしまっていたのだが…。

都会に住む人間だけが心に闇を持っているわけではない。景色の奇麗な田舎町でもそれは同じ。いや、逆に村人同士がお互いを知っているような場所だからこそ、触れたくない心の一面を頑なに持っているというべきか。

手に汗握るシーンがあるわけでもなく、大きなクライマックスがあるわけでもなく、淡々と進んでいく物語は観ようによっては退屈かもしれない。でも普通に生活するってそんな日常の繰り返し。その日常にどう向き合うかが大事なのかな、と思います。サスペンス物ではありますが、イタリア映画らしく「人間」の描き方に主軸を置いたヒューマンドラマです。

 


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この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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