シンプルながら見応えあるアクションもの?映画『96時間』

今月の映画2本目は、フランス発サスペンス・アクション映画『96時間』。

96時間

STORY:
最愛の娘を海外旅行先で拉致された元秘密工作員の父親が非情な追跡者へと変貌、96時間というタイムリミットの中で、百戦錬磨のスキルを駆使しながら娘の救出に奔走するさまをスピーディーかつスリリングに描く。

最近はアクション映画っていっても、単純なストーリーではなく、複雑に絡み合った伏線とか、最後にどんでん返しが待っているとか、見る側の目の肥え具合に合わせて作る側もどんどんエスカレートしてきているように思いますが、この映画はそんなの一切なしに近い。誘拐された自分の娘を極悪組織から取り戻す非常にシンプルなお話。

リーアム・ニーソン演じる主人公は、実は元CIA工作員。引退しながらも非常事態とあらば現役の悪人ども相手にガチンコ勝負を挑む。その闘いっぷりは観ていて非常に胸がすく。下っ端相手なんざほとんど秒殺! 下手に絡みがないぶんスカッとします(笑)。

しかもただ力まかせに戦うのでないのがミソ。このお父さん、実に頭が切れる。それを一番感じさせるのが、娘が誘拐されるのを携帯電話越しに聞くシーン。おびえる娘に的確な指示を出すくだりは、この映画のみどころのひとつです。

90分という短いなかで非常にうまく作られた1本です。


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この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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