凡人が成功するためには?

コツコツ

前回「明日は今日と違う自分になる」というテーマでお伝えしましたが、今回はその続きです。

一昨年まで、社会教育家の田中真澄先生の講演会が毎年福岡で開催されていて毎回参加していました。田中先生の講演で常に語られるのが「凡人の成功哲学」です。秀才と凡人を比較してその差が2倍あるとします。それだけの差があると凡人は秀才に勝てないと思いがちですが、そこに「時間」という要素を加えると違ってくるというのが田中先生の考えです。

凡人といっても大きく3つのタイプに分けられるそうです。

1型凡人=普通の凡人
0.99型凡人=1%手を抜く怠け者の凡人
1.01型凡人=1%努力する勤勉凡人。つまり「明日は今日と違う自分になる」と決意してコツコツと努力を積み重ねていけるタイプの凡人

さて、それぞれの凡人に時間という要素を加えてみましょう。それぞれの数字を100回掛け合わせてみる(100乗してみる)とどうなるでしょうか?

1型は100乗しても1のままです。

0.99型は100乗すると0.366です。1型の約3分の1にまで落ち込んでしまいます。怠けるということは恐ろしいですね。

そして1.01型の100乗はなんと2.70です。当初秀才と凡人の差は2倍ありましたが、100乗すると2倍以上に成長できるのです。1型凡人の2.7倍、0.99型凡人とは7.4倍の差が生まれます。

コツコツコツコツ…とひたむきに努力を重ねることでここまでの違いが生まれるのですね。

私は間違いなく凡人なので、このコツコツと日々の努力を積み重ねる時間戦略こそが、遠回りだとしても成功に近づく道だと確信しています。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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