信じる心があればこそ。音楽に導かれた家族の物語―映画『奇跡のシンフォニー』

映画

このコーナーはいつもは経営や生き方のヒントになるような映画を紹介しています。辛い物語や、ハッピーエンドとならない作品も多く紹介しています。ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大がなかなか収まらないこのご時世で紹介するのであれば、当面は「希望」を感じさせるものを選んでいきたいと思います。そんなわけで、今回選んだのは『奇跡のシンフォニー』です。

<あらすじ> 孤児院で暮らすエヴァン(フレディ・ハイモア)には、類稀なる音楽の才能が備わっていた。ある日、ふとしたことから孤児院を抜け出し、マンハッタンにたどり着く。そこで出会った元ストリートミュージシャンに才能を見いだされ、演奏活動を始める。一方、彼の母・ライラは、息子が亡くなっていると思っており、父・ルイスは、ライラとは一夜限りの付き合いだったにも関わらず、彼女のことを忘れられずにいた。彼らも音楽に導かれるようにしてマンハッタンへと向かうのだった…。

<見どころ> 孤児院で育ったものの、いつかは両親と出会うことができると信じているエヴァン。その希望を持ち続けているからこそ、過酷な環境に置かれても、くさることなく生きていくことが出来たのでしょう。そしてそれを支えたのは、間違いなく音楽が持っている力です。出来すぎたストーリーはご愛嬌。それでもラストに向かって家族3人が1つの場所に引き寄せられていく姿は、まさに希望がかたちになる様を観ているかのようです。

  • 『奇跡のシンフォニー』
  • 原題:August Rush
  • 監督:カーステン・シェリダン
  • 出演:フレディ・ハイモア
  • ケリー・ラッセル
  • ジョナサン・リース=マイヤーズ
  • ロビン・ウィリアムズほか
  • 上映時間:114分
  • 製作国:米国
  • 日本公開:2008年6月
この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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