未知のウイルスとの闘いをリアルに描く―『コンテイジョン』

このコーナーでは経営や生き方のヒントになるような映画を紹介しています。今回紹介するのはウイルスの恐怖によって社会が混乱する『コンテイジョン』です。

『コンテイジョン』

Contagion

<あらすじ> 有名企業に務める女性ベス(グウィネス・パルトロー)は、夫のミッチ(マット・デイモン)や子供たちと米国・ミネアポリスに住んでいる。彼女は香港出張の帰りにシカゴに立ち寄り、元恋人と一夜を共にする。帰宅したベスは風邪に似た症状を発症し、その後死亡。時を同じくして、香港、ロンドン、東京で似たような症状で無くなる人が続出。疾病予防管理センターも動き出す。フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、これが伝染病ではないかと考え始め、その事実を政府が隠しているという陰謀論を記事にしようと、自ら調査を始めるのだった…。

<コメント> 10年前の作品ですが、まるでコロナ禍を予言したような内容ということで昨年話題になった作品です。私が観たのも昨年でしたが、すぐに紹介するのをためらうほどでした。それほどシビアな内容です。


この映画のポイントは、未知のウイルスの恐怖を煽り、ニセ情報を発信して儲けようとするフリージャーナリスト・アランの存在です。アランが発信するブログの偽情報で市民が薬局に殺到するくだりは、現実を映したかのようです。

映画のなかで感染源が具体的に描かれるシーンがあります。ゾッとすること間違いありません。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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