このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
やってみよう。ありがとう。なんとかなる。ありのままに。
─幸せの4つの因子
ついにコロナに感染し、10日間の自宅隔離を経験しました。軽症でしたが、発症を機に気持ちが萎え、自分のあらゆる欠点が情けなくなり、無性に落ち込んでしまいました。
しかし、隔離部屋で5日目を迎えた頃から“どうすれば自分を好きになれるだろう”と思い始めました。そして「幸福学」の記述を読んだのです。冒頭の言葉は「幸せの4つの因子」と呼ばれるもので、各々を高めることで幸せになるそうです。
興味深かったのは、SNSとの付き合い方で「自主的・主体的に情報を発信している人は幸福度が高く、受動的な使い方ばかりしている人は幸福度が低い」のだとか。人の投稿に羨ましさや妬みを感じると、幸せを感じられなくなるのだそう。
私は人の投稿を見るためにSNSを利用して「自分には投稿できる事が無い」と決めつけていましたが、人に見せるための投稿ではなく、“自分が幸せを感じるための投稿”という考え方があるのですね。
自分のささやかな成長や日々の感謝を記し、ありのままを受け入れる…自分を好きになる手段が、ちょっと掴めた気がしました。
仕事も家事もせず、自分と向き合った10日間。今では貴重な時間に思えます。そして…日記代わりのインスタ、始めました(笑)。
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(あづさ)
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