「熱くワクワク語る人って絶対、周りの人を幸せにする。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

「熱くワクワク語る人って絶対、周りの人を幸せにする。」

───東儀秀樹

フジテレビ『ワイドナショー』での出来事。この日は、芸能界屈指のオリックスファンという「なにわ男子」の藤原丈一郎クンが、オリックスの魅力を語るコーナーがありました。

正直、なにわ男子にもオリックスにも興味がなかったのですが、藤原クンの熱量が可笑しくて、思わず最後まで観てしまいました。興奮して空回りする彼に、司会の東野幸治や田村淳は容赦なくツッコむのですが、夢中でオリックスの魅力を訴える姿に、終いには皆、笑顔で聞き入ってしまいます。

オリックスは長年ファンが少なく、様々な集客努力を続けてきたこと、日本一になって球場がファンで埋め尽くされたこと…監督や選手の人柄まで、藤原クンの話は途切れません。

すると、最後に感想を求められた東儀秀樹さんが「オリックスもだけど、僕は藤原くんのファンになっちゃった。こうやって熱くワクワク語る人って、絶対に周りの人を幸せにする、大きな価値を持ってるんです」と。ああ、そうだ!と思いました。オリックスの話をする藤原クンが、とにかく嬉しそうで、こちらまで温かい気持ちになったのです。

何でも、嬉しそうにやる人にはかなわない。忘れかけていた大切なことを、思い出させてもらった瞬間でした。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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