人生の定年は何歳ですか?

人生の定年は何歳ですか?

子どもを叱る父親の話
「おい!そんなところでゴロゴロ寝てないで! 勉強しなさい!」
「どうして、勉強しなきゃいけないの?」
「勉強しないと、いい学校に入れないだろ!」
「どうしていい学校に入らなきゃいけないの?」
「いい学校に入らなきゃ、いい会社に入れないだろ!」
「どうしていい会社に入らなきゃいけないの?」
「いい会社に入らなきゃ、いい暮らしができないだろう!」
「いい暮らしって何さ?」
「……そうだな……寝て暮らせるってことだ!」
「ぼく、もう寝て暮らしているよ!」


戸田智弘著『ものの見方が変わる座右の寓話』より引用

 先日、大学時代の旧友たちと久しぶりに集まって飲む機会がありました。全員、私とほぼ同世代ですから、話題は自然と定年後の暮らし方や、いつまで働くかという話になります。

 大手メーカーを定年退職したO君は、早期退職してキャンピングカーを購入したそうです。これから日本各地を巡るのだと楽しそうに語りました。

 社労士のM君は、「AIがどんどん入ってきているから、あと2年くらいで引退かな」と話していました。

「お前はどうするんだ?」ーそう聞かれた私は、「仕事は好きだから、たぶん75歳くらいまでは働いていると思う。まあ、分からんけど」と答えておきました。

 インドの独立運動指導者、マハトマ・ガンジーの言葉に「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」というものがあります。私はこの言葉が好きです。もちろん、キャンピングカーで日本を巡る人生も素敵ですし、区切りをつけて第二の人生を楽しむのも素晴らしいと思います。正解は一つではありません。

 ただ、私自身は、できれば最後まで仕事を通じて人と関わり、何かを学び続けていたい。

 仕事とは、お金を稼ぐためだけのものではなく、誰かの役に立ちながら、自分自身も磨かれていく場だといえるでしょう。だから75歳という数字は、実は根拠はありません。80歳になっても「まだまだだなァ」と感じたら、新しい仕事に挑戦しているかもしれませんし、逆にのんびりしているかもしれません。

 いくつになっても、「これからどんな人生を送りたいか」という問いを自分自身に問い続け、その答えに沿って柔軟に生きていたいと思います。

 その問いかけをしなくなった時、人は老いてしまうような気がするのですが、あなたはどう思いますか?

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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