今日の「クラシエ」の新聞広告

今日の西日本新聞の全面広告。しかも2ページ。

広告主は「Kracie」。どこのメーカーかと思ったら、元「カネボウ」でした。昨年「Kracie(クラシエ)」に社名を変え、その新しいコーポレートスローガンを打ち出すための広告のようです。

広告中に出てくる、主婦1400名のアンケートから抜粋した「暮らしの中のちょっとした大切なこと」のコメントは、例えば「テーブルの上に何も置かないようにする」とか、「けんかをしていても出勤帰宅の時は出迎える」とか(夢をかなえるゾウ的だ(笑) )、中には「映画とカラオケに一人でこっそり行く」というのもあるけど、そんな日常の中の小さいけど大切なことがぎっしり集められていて、かなり共感を覚えるものです。

「Kracie」がどんなことを目指すのかを、声高でなく、しっかり伝えるいい広告だと思いました。

でも「カネボウ」から「Kracie」に変わったんだということも改めて入れておいてもいいのでは?。私のような人間にはそこまで伝えてもらったほうが分かりやすいかも…。

ともあれ、この広告を見ながら、「適切なメッセージを、適切な方法で、適切なタイミングで、適切な相手に送る」というマーケティングの大原則を思い出した次第です。

クラシエ新聞広告

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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