今日の西日本新聞の全面広告。しかも2ページ。
広告主は「Kracie」。どこのメーカーかと思ったら、元「カネボウ」でした。昨年「Kracie(クラシエ)」に社名を変え、その新しいコーポレートスローガンを打ち出すための広告のようです。
広告中に出てくる、主婦1400名のアンケートから抜粋した「暮らしの中のちょっとした大切なこと」のコメントは、例えば「テーブルの上に何も置かないようにする」とか、「けんかをしていても出勤帰宅の時は出迎える」とか(夢をかなえるゾウ的だ(笑) )、中には「映画とカラオケに一人でこっそり行く」というのもあるけど、そんな日常の中の小さいけど大切なことがぎっしり集められていて、かなり共感を覚えるものです。
「Kracie」がどんなことを目指すのかを、声高でなく、しっかり伝えるいい広告だと思いました。
でも「カネボウ」から「Kracie」に変わったんだということも改めて入れておいてもいいのでは?。私のような人間にはそこまで伝えてもらったほうが分かりやすいかも…。
ともあれ、この広告を見ながら、「適切なメッセージを、適切な方法で、適切なタイミングで、適切な相手に送る」というマーケティングの大原則を思い出した次第です。
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