ここでは経営や生き方のヒントになるような映画をピックアップしてご紹介します。
今回の作品は、遺伝子疾患のために顔が変形している少年オギーと彼の周囲の人々との交流を描いた『ワンダー 君は太陽』です。
<あらすじ> 生まれつきの障がいで顔が変形している少年オギー。幼い頃から母のもとで自宅学習をしてきたが、両親は彼が10歳になったのを機に学校に通わせることを決意する。クラスメイトたちは、最初は奇異な目でオギーのことを見たり、なかにはいじめたりする子もいたが、オギーの持ち前のユーモアに少しずつ惹かれていくのだった…。
<見どころ> 映画は主人公オギーの視点だけでなく、姉のヴィア、オギーの友達ジャック、ヴィアの友人ミランダなど、様々な立場にいる人物の視点で描かれていきます。
それぞれの視点ごとに見どころがあるので、とてもこのスペースには書ききれないのですが、私が特に惹かれたのは姉の物語。
両親はオギーが生まれてからずっと彼の世話にかかりっきりで、ヴィアは両親に手間を掛けさせまいと、両親の前では子供の頃からずっと良い子を演じてきていました。
そしていつの間にか自分の気持ちを素直に表すのが苦手になっていたのです。
でもふとしたきっかけで入った演劇部で…、と書いていると思いだして泣きそうになります(笑)。オススメの一本!
[char no=”2″ char=”S.Sonoda”]「正しいことと優しいこと、どちらかを選ぶしかないときは、優しい方をえらびなさい」など、途中で何度も入るクラス教師の格言も良いです。[/char]
『ワンダー 君は太陽』
監督:スティーブン・チョボスキー
出演:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツほか
上映時間:113分
製作国:アメリカ
日本公開:2018年6月15日
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