ここでは経営や生き方のヒントになるような映画をピックアップしてご紹介します。
今回は、落ち目の脚本家が田舎町の大学講師の仕事を得て、人生をやり直そうとする映画『Re:LIFE〜リライフ〜』です。
<あらすじ> かつてアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家のキース(ヒュー・グラント)。その後15年間は鳴かず飛ばずで、妻子にも逃げられる始末。そんな彼に田舎町の大学でのシナリオコース講師の仕事が舞い込む。渋々受けたものの、まったく気乗りせず、彼は大学で不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめとする受講生たちの脚本づくりへの情熱に接するうちに、彼のなかで何かが変わり始める…。
<見どころ> 若い時に実力以上に評価されると、そのあとの人生にマイナスに働くことってあるように思います。この映画の主人公・キースもまさにそんなタイプ。
作品自体はラブコメ風のドラマ仕立て。ヒュー・グラントの軽妙な台詞まわしで、テンポよくストーリーが進み、見終わった後に前向きな気持ちになれる佳作です。ドラマティックな展開や、迫真の演技といったものはないですが、主人公が脚本家なだけに、いろんな映画のエピソードが語られるうえ、使われている音楽もセンスが良く、日々の生活にちょっと疲れたかな、って時にお薦めの一本です。
[char no=”2″ char=”S.Sonoda”]「海外の大学は、一度社会に出た人が学び直すために入学するケースも多いと聞きます。この映画でも復学した女性ホリーがとても魅力的です。」[/char]
『Re:LIFE〜リライフ〜』
監督:マーク・ローレンス
出演:ヒュー・グラント、マリサ・トメイほか
上映時間:107分
製作国:アメリカ
日本公開:2015年11月
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