「人も肝臓も付き合い方は同じ。黙って尽くしてくれる人ほど大切にしなきゃ。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

ビール

「人も肝臓も付き合い方は同じ。黙って尽くしてくれる人ほど大切にしなきゃ。」

某お客様

健康食品会社のニュースレターを書かせていただいていると、身体や食べ物について詳しくなっていきます。ある年の暮れ、お酒を飲む機会が増えるからと、ニュースレターで肝臓の特集をすることになりました。

皆さんは肝臓について考えたことがありますか? 肝臓の役割は主に代謝と解毒。お酒を飲んだ時のアルコール分解は解毒にあたります。他にも余った栄養を蓄えたり、体温を維持したり、私たちの生命活動に欠かせない働きをしています。そのうえ自己再生力が非常に強く、少々の異常は自己修復して症状を出しません。それをいいことに私たちは肝臓を酷使し、長年放ったらかして、気づいた時には重い病気に罹っていることもあるのです。

これらの内容を元に特集の打合せに。すると最後にお客様が「人も肝臓も同じですね。黙って尽くしてくれる人ほど大切にしなきゃ」と…それそれ、それ書きましょう!と私。いやぁ、今日は良いこと言ったな!とお客様。笑って終了したのでした。

お酒が美味しい季節になると、お客様からいただいた言葉を思い返します。皆様も肝臓と肝臓のような存在の人に、一年分の労いを。今年も「らくぱのぱ」にお付合いくださって、有難うございました。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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