「『胸さわぎの腰つき』という40年間意味不明だったフレーズが、日本の音楽界を牽引してきた還暦超え男女の揺れる腰だったとは。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

テレビ

「『胸さわぎの腰つき』という40年間意味不明だったフレーズが、日本の音楽界を牽引してきた還暦超え男女の揺れる腰だったとは。」

スージー鈴木

これは音楽評論家のスージー鈴木氏が元日のfacebookに載せたものです。皆様、大晦日の紅白歌合戦、ご覧になられましたか?実は私、小学5年から40年来のサザンファンです。『勝手にシンドバッド』が大好きで、当時はサンバホイッスルを首にかけて吹きまくっていました(笑)。

紅白の最後に『勝手にシンドバッド』が流れ始めた時は興奮しました。粗暴で卑猥な歌詞に桑田さんのシャウト。NHKには似合わないけどカッコイイ!と思って観ていましたが、歌の後半で「さぶちゃ〜ん」と叫ぶ桑田さんの人懐っこさに笑いました。

最大の見せ場は、押されるようにステージに出たユーミンが桑田さんにキスをして、一緒に踊るラスト。肩を組んで歌って踊る2人の姿に「胸さわぎの腰つき」というフレーズがこの上なく素敵に思えました。最後まで北島三郎とユーミン、司会の3人を讃えた桑田さんは、まさに和を尊ぶロックンローラーです(笑)。

プロの技術と覚悟、そして遊び心と思いやり…還暦までに目指す人間像ができました。あと10年、頑張ります!(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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