「誰と出会うか、出会わないか。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

テレビ

「誰と出会うか、出会わないか。この人の行く先を変えるスイッチは何か。その時が来るまで、誰にもわからない。」

MIU404第4話「分岐点」より

脚本家の野木亜紀子さんが手掛ける作品が好きで、よく観ています。最新作の『MIU404』は刑事ドラマですが、現代社会の様々な問題をテーマにしていて見応えがあります。登場人物たちのコミカルな掛け合いの中で、時折核心をつくセリフがずっと心に残ります。

前述のセリフは、主人公の刑事が犯罪者について語ったもの。誰にでも道を踏み外す可能性はあるし、それは誰と出会うか、出会わないかによる、と。出会えた幸せや出会った不幸は想像がつくけれど、出会えなかった不幸は考えたことがありませんでした。

犯罪に限らず、人の一生は出会いと別れで出来ています。こうしてライターをしているのも、今まで出会った人たちがスイッチを入れてくれたのです。

?誰と出会うか、出会わないか?は運じゃなく、日々の選択の積み重ね。どんな出会いにも意味を感じて、後悔しない選択をしよう…としみじみ思ったのでした。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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