「セカンド7番で死んでいく。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

セカンド

「セカンド7番で死んでいく。」

オードリー・若林正恭

TVバラエティ全盛期に育った私は、タレントや芸人の言動から学ぶことが多いです。前述の言葉は「ずっと真面目に生きてきたが、ヤンキーが実は優しいなどのギャップによる好感度には敵わない」という視聴者の悩みに、オードリーの若林正恭が答えたもの。野球のポジションに例え「守備が上手くても褒められず、エラーをすれば叩かれるセカンドのように、損な役回りってある」と。そして「俺はその役回りがコンプレックスだったけど、今は腹を括ってる。セカンド7番で死んでいく」と名言を残したのです。

この言葉が話題となり、別の番組でタレントたちが自分のポジションについて語るシーンもありました。石原良純は芸能界で生き残るために、他にいなかったタレント気象予報士になり、東野幸治はダウンタウンの真似をしても残れないと悟り、MCに挑戦したと語りました。

自分の役割を見つけ、人知れず努力し続けられる人は、どの分野でも生き残っていけるのでしょう。

ラクパも?最も自分たちを活かせる仕事を?と始めました。自分のポジションを極め、安心して任せてもらえる、セカンド7番を目指しています。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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