このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「セカンド7番で死んでいく。」
オードリー・若林正恭
TVバラエティ全盛期に育った私は、タレントや芸人の言動から学ぶことが多いです。前述の言葉は「ずっと真面目に生きてきたが、ヤンキーが実は優しいなどのギャップによる好感度には敵わない」という視聴者の悩みに、オードリーの若林正恭が答えたもの。野球のポジションに例え「守備が上手くても褒められず、エラーをすれば叩かれるセカンドのように、損な役回りってある」と。そして「俺はその役回りがコンプレックスだったけど、今は腹を括ってる。セカンド7番で死んでいく」と名言を残したのです。
この言葉が話題となり、別の番組でタレントたちが自分のポジションについて語るシーンもありました。石原良純は芸能界で生き残るために、他にいなかったタレント気象予報士になり、東野幸治はダウンタウンの真似をしても残れないと悟り、MCに挑戦したと語りました。
自分の役割を見つけ、人知れず努力し続けられる人は、どの分野でも生き残っていけるのでしょう。
ラクパも?最も自分たちを活かせる仕事を?と始めました。自分のポジションを極め、安心して任せてもらえる、セカンド7番を目指しています。(あづさ)
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