このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「自分が幸運だと気づかない人間は結局、不幸な人生を歩む。」
「ドラゴン桜」より
ドラマの筋とは別に、最近の自分に向けられた言葉のようでした。だらだら続く自粛生活、つきまとう感染の恐怖、未だ有無がわからないオリンピック…こんなはずじゃ、と失ったものばかり気になっていました。
そこで思い付いたのが、以前YouTubeで見た?小さな幸せリスト?。
「仕事でお客様に喜ばれた」「水泳でタイムを上げた」のような大きな達成感ではなく、ふと感じるささやかな喜びを集めてみることにしました。
「冷蔵庫の食材をキレイに使い切った時」「食事中に家族で好きな曲を教えあう時」、それから「何でもない日に友人からメッセージが届いた時」。それも「初めて蜂に刺された」とか「庭のアジサイが咲いた」とかフワッとした内容に思わず笑います。この人は蜂に刺された時、私に見せたくなるんだなぁと思うと、嬉しくなります。そういう相手には私も「パーマかけたよ」と後ろ姿の写真を送ってみたりします。
思うに、誰かと繋がったと感じる瞬間に、私には小さな幸せが訪れるようです。まだまだたくさん探せそう。
自分でも可笑しくなって、前向きな気持ちになれる?小さな幸せリスト?。閉塞感で滅入りそうな時には、ぜひ作成をお薦めします。(あづさ)
コメント