「なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて。」

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

「なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて。」

Official髭男dism 「Cry Baby」

初めて聴いた時、転調だらけの曲の難しさと藤原君の歌の上手さに驚きました。しかし、最も沁みたのは歌詞です。私の中では今、東京オリンピックのテーマ曲です。

今日までいろいろありましたよね。国立競技場を設計し直して、エンブレム選び直して…でも、そんなの序の口で。どん尻に、ウイルスという大きな敵が控えていたとは。

開催が決定しても未だ納得していない声が多いのは、このオリンピックに適切な意味付けをしていないからだと思うのです。「観客の声援や経済効果を失ってでも、パンデミックのリスクを背負ってでも、スポーツがもたらす感動を世界中に届けよう!」って訴えればいいのに。?痛みを伴う開催?を一つのテーマにするべきだと思うのです。

マスコミは不安ばかり煽らずに、出場選手や開催競技をもっと紹介してほしいし、オンラインでの応援方法とか考えてほしいな。今できる精一杯の演出で、選手の晴れ舞台を飾ってあげたいじゃないですか。

後に振り返った時に、誇りに思える2021年の東京オリンピックであってほしいと心から願っています。ワクチン打って、手洗いと消毒を続けて、新たな歴史を見届けたいです。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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