このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「社会との接点が衰退すると、ふくらはぎや太ももも、あっという間に細くなるんですよ。」
飯島勝矢
スイミングスクールを辞め、股関節のリハビリと気分転換のために近所のスポーツジムで泳ぎ始めたのが今年の春。入会してまもなく、年下の女性スイマーが声をかけてくれました。無理はできないけど、時々彼女と泳ぐようになり、おかげで知り合いも増えました。今は週に一度、皆と練習し、あとはマイペースで泳ぐ生活です。
脚の具合が良くなっているのに気づいたのは、つい最近のこと。コツコツ続けたリハビリの効果が現れだしたのかも。そんな折、練習会に誘われました。コーチは息子と同世代の元オリンピアンです。
久々の練習会に不安もありましたが、泳ぎ始めると無我夢中。水中映像で自分の泳ぎを確認し、指導を受けると、すぐ試したくなります。仲間同士で分析したりダメ出ししたり…笑いが絶えません。ああ、こんな時間が大好きだったんだ!と記憶が蘇りました。
飯島勝矢氏は医師で東大の高齢社会総合研究機構の教授です。新たな仲間たちと繋がり、試合に向けて共に励むことが、私にとって一番の健康法になるのだと気が付きました。(あづさ)
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