このコーナーでは経営や生き方のヒントになるような映画を紹介しています。今回は、第二次世界大戦中に就任した英国首相の、就任からの27日間を描く『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』です。
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
Darkest Hour
<あらすじ> 第二次世界大戦初期、勢力を増すナチス・ドイツに、フランスは陥落間近、英国にも侵略の脅威が迫っていた。連合軍はフランスの港町ダンケルクで窮地に陥るなか、ヨーロッパの運命は、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられる。度重なる失策から?政界一の嫌われ者?であったチャーチルは、政敵たちに追いつめられ孤軍奮闘する。ヒトラーとの和平交渉か、あるいは徹底抗戦か、究極の選択を迫られるチャーチルだったが…。
<コメント> メインの投稿に米国建国の父に登場してもらったので、映画コーナーには英国の最も偉大な政治家に登場してもらいました。
一国の首相とは、いかに孤独な存在なのかが、ヒシヒシと伝わってくる作品です。結局のところ、国を代表する人間は、何を決断し、どんな言葉でメッセージを伝えるかが極めて重要…というかそれがすべてなのではないかと思います。
ドイツとの抗戦という判断は結果的には正しかったわけですが、もし英国が負けていたら、どうなっていただろう…などいろいろ考えさせられました。(正一郎)
- 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
- 原題:Darkest Hour
- 監督:ジョー・ライト
- 出演者:ゲイリー・オールドマンほか
- 上映時間:125分
- 製作国:イギリス・アメリカ
- 日本公開: 2018年3月30日
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