「失敗しても生きていける」と思ったら、もっとリスクが取れるようになる。

このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。

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「失敗しても生きていける」と思ったら、もっとリスクが取れるようになる。

─森岡毅

あるテレビ番組で、日本を代表するマーケター・森岡毅さんと若者たちの興味深い会話がありました。「自己無能感に苛まれて、やる気を無くすことはないですか?」という質問に、森岡さんは「しょっちゅうある」と言い、続けて「誰もが各々の立場で、同じくらい辛いことはあると思う」と答えました。でも自分が歩みを止めないのは、達成欲が強いからだと。達成欲の強い人は転んでも立ち上がれる、と語ったのです。

すると「どうしたら、達成欲を強くできますか?」と質問が。これには「良い質問です。達成欲は鍛えられるんです」と。森岡さん曰く、挑戦するリスクを達成欲が少しでも上回れば、行動に移せる。今より少しリスクを取って挑戦して、成功するか又は失敗しても大丈夫だった体験をすると、脳はもっと大きなリスクを許容できるようになるのだとか。

「失敗しても生きていける」という彼の言葉に、これまでの活躍の裏に相当な挫折があったことが伺えます。それでも、自分の成したい事のために、リスクを取る価値はある、と彼は断言します。

歩みを止めず、挑戦し続けるには、失敗を良い経験として記憶することが肝心なんですね。(あづさ)

この記事を書いた人
Azusa

株式会社ラクパ専属ライター。タウン誌≪シティ情報ふくおか≫編集者として、特集のほか、地元のテレビ番組・お笑い・祭りのページなどを担当。地域色豊かな誌面作りを目指す。2006年、ニュースレター作成代行「ラクパ」のライターとして活動開始。クライアントの個性を活かし、顧客づくりのための原稿を執筆中。趣味は競泳、専門種目はクロール。マスターズ大会での自己ベスト更新を夢見て、仕事と家事の合間にトレーニングに励む毎日。

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