2012年1月16日付の日経MJ紙・第7面のコラム「日経ウーマン佐藤珠希編集長の女性真理学」に面白い記事がありました。
以下、拾い読み。
・「絆」全盛の時代にあっても、働く女性たちはひとりになる時間を求め、ひとりの時間を楽しんでいる。
・働く女性が平日ひとりで過ごす時間は1日平均3時間36分。5年前の調査より約1時間長くなっている。
・facebookやtwitterなど、他者とつながるためのインフラも情報もあふれている世の中だからこそ、意識的にそこから距離を置き、自分と向き合い、好きなことに没頭する時間を持ちたい、とう意識の表れではないか。
以上、拾い読みしてみました。
確かにスマートフォンを使ってfacebookやtwitterでつながっていれば、“一人じゃない”という安心感もあるでしょう。
記事のなかでは、こうした傾向をどちらかと言えば好意的にとらえていたようですが、実際のところはどうなんでしょうか。
もし、“人と関わりたい時だけアクセスすればいい。それ以外の時間は自分のために使いたい”という自己中心的な意識が根っこにあるとしたら、それはちょっと残念ですよね。
実際、「ひとり時間を過ごす場所」として、書店、デパート、カフェ、などの定番の場所のほかに、ひとりカラオケ、ネットカフェなども積極的に利用されているようですし。
良かれ悪しかれ、「自分を大事にする」という傾向が強まっているのは間違いないようです。そうした人向けのサービスもこれからますます充実していくように思います。
詳しくは、「日経WOMAN」2月号で特集しているようなので、気になった人はチェックしてみてください。
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コメント
大切ですよね。家でも職場でもない自分だけの場所を持っているのが大人。出張先の知らない街で、ひとりでスナックに入り、常連さんと仲良くなれるのが大人の男!
>ケンジさん
“出張先の知らない街で、ひとりでスナックに入り、常連さんと仲良くなれる”
…ウ?ン、それはオトナですね!