生と死、善と悪、2つの映画。

今日は月イチの休みの日で、いつものごとく映画館へ。ちょうど昨年見逃していた「おくりびと」と「ダークナイト」が再映になっていたので、今日はこの2本にした。

okuri

「おくりびと」は実はあまり期待せずに観た映画でしたが、とても良い映画でした。遺体を清め棺に納める“納棺師”という仕事に就いた主人公のヒューマンドラマで、単に珍しい仕事を扱った映画というだけでなく、人間の死をしっかり見据えることで、生きることを考えさせられる内容。特に主人公を演じる本木雅弘の納棺の儀式の所作がとてもきれいな動きで、“こんな風に納棺してもらいたい!”と思うほど。ストーリーはやや予定調和的ですが、それを差し引いても余りあります。

もう1本の「ダークナイト」は一応バットマン・シリーズですが、タイトルにも入ってない通り、これはもはや別の映画です。そして極めてハードかつへヴィーな内容。それもすべて今回登場する悪役「ジョーカー」の怪演ぶりがすご過ぎるからです。正義の中の悪、悪の中の正義。善悪は表裏一体。バットマンはなぜ暗黒の騎士(ダークナイト)となったのか。法で裁けぬ悪を強力な力でねじ伏せるバットマンは、いうなれば今の米国そのもの。なかなかに面白い映画でした。


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この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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コメント

  1. […] 『おくりびと』(私のブログ)(紹介サイト) もっくんの所作の美しさが印象的。 […]

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