今朝のNHK「経済羅針盤」に登場した伊那食品工業会長の塚越寛さんの話は非常に興味深かった。
最近、『年輪経営』という本を出版され、経営者の間で注目を集めている方。私はこの本は未読ですが、別の本でこの方の経営哲学を読んで、「こんな経営者もいるんだ!」と思いました。
実は、この伊那食品工業という会社は、長野県伊那市にある寒天メーカーで、なんと、創業以来48年間増収増益(手元の資料が2006年のものなので、おそらく今では50年以上だと思いますが)を続けているという恐ろしいほどの優良企業なのです。しかも塚越氏は「わたしが経営者である限りは、上場しない」と明言しているとのことです。
番組の中で出てきたのは…
- 「年輪経営」とは“急成長を求めない”経営のこと。
- 大手スーパーから大量生産を持ちかけられた時も断り、あえてヒットに背を向けた。
- 「身の丈に合わない成長を求めて過剰な設備投資をしたら、後々つまずく元になる。流行はいずれ終わる。」
- 社宅の整備や社員旅行への補助など、社員
の福利厚生には費用を惜しみまない。 - 会社を取り巻く全ての人を幸せにするのが使命。
これぞまさに独自の塚越流経営哲学!こんな会社は不況に強いですね。見逃した方は、再放送で。
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