今日の日経MJ紙より。一面トップは、薬事法改正の影響を受けた一般用医薬品販売業者の記事。特に「富山の薬売り」で知られる配置販売業のことが詳しく書かれていて興味深く読んだ。
記事によれば、富山県の配置従事者数はピークの1961年に比べ87%減の1527人。毎年コンスタントに減ってきている。面白いのは全国的には、2000年までは配置従事者数はずっと右肩上がりで増えていたこと。2000円のピーク時には、全国で約2.7万人ほどいたようだ。そんなに多かったんだ?。
私はこの仕事をやっている人を子供の頃に一度見たきりで、めったにお目にかからないので、すでに過去の話と思っていたが、どうやらそんなことではないらしい。
この記事に登場する方の話では、訪問先が1400?1500軒。富山、石川、栃木、北海道にまたがり、1年に各戸を1、2回訪問しているそう。年間1500軒ということは、月25日稼働で、一日に5軒訪問することになる。何十年にもわたって出入りするので、旧知の友人に近い存在になるのだそうだ。“顧客離れはほとんどない”というのも非常にうなずける。
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