そこに“不満”がある限り 市場拡大は無限だ?カンブリア宮殿「アイリスオーヤマ」

昨日の「カンブリア宮殿」アイリスオーヤマの大山健太郎社長の話は面白かった。

カンブリア宮殿アイリスオーヤマ

ホームセンターなどで扱う日用品をなんと1万数千点も揃えるメーカー「アイリスオーヤマ」。実はこのテレビを見るまで全く知りませんでした。

仙台に本社を構え、08年度売上高はなんと1760億円! しかも毎年世に出す新商品は1000点以上。次から次へ“売れ筋”をつくり出すというから驚きだ。

大山社長の考えはいたってシンプル。「そこに“不満”がある限り 市場拡大は無限だ」。アイリスオーヤマ最大のヒット商品「透明衣装ケース」がまさにそれを物語っている。この商品のきっかけは「中に何が入っているか探す時に困る」という、社長自身が経験した不満からだった。

この不況時でもしっかり利益を確保できているのは、メーカーにありがちなし算的価格設定(=製造原価+人件費+販管費+…)でなく、まず消費者が買えそうな値ごろ感のある価格を先に決め、それに見合った生産体制が出来るかで、商品を世に出すかどうかを決めるという「引き算的価格設定」にしているから。

アイリスオーヤマ。とても学びの多い会社だ。


顧客づくりの戦術なら「ニュースレター

【今後のセミナー】

満員御礼!締め切りました
2月17日(水)19:00博多商人塾「ニュースレターの達人」

今ならまだ間に合います
2月26日(金)18:00けいよく「ぢどり長屋・澤井氏」の客層戦略(園田が幹事メンバーになっている会主催のセミナーです)

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

sonoshoをフォローする
仕事モード
sonoshoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました