昨日の「カンブリア宮殿」アイリスオーヤマの大山健太郎社長の話は面白かった。
ホームセンターなどで扱う日用品をなんと1万数千点も揃えるメーカー「アイリスオーヤマ」。実はこのテレビを見るまで全く知りませんでした。
仙台に本社を構え、08年度売上高はなんと1760億円! しかも毎年世に出す新商品は1000点以上。次から次へ“売れ筋”をつくり出すというから驚きだ。
大山社長の考えはいたってシンプル。「そこに“不満”がある限り 市場拡大は無限だ」。アイリスオーヤマ最大のヒット商品「透明衣装ケース」がまさにそれを物語っている。この商品のきっかけは「中に何が入っているか探す時に困る」という、社長自身が経験した不満からだった。
この不況時でもしっかり利益を確保できているのは、メーカーにありがちな足し算的価格設定(=製造原価+人件費+販管費+…)でなく、まず消費者が買えそうな値ごろ感のある価格を先に決め、それに見合った生産体制が出来るかで、商品を世に出すかどうかを決めるという「引き算的価格設定」にしているから。
アイリスオーヤマ。とても学びの多い会社だ。
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