昨日のけいよくセミナー「脱サラ居酒屋のターゲティング戦略」振り返り。

昨日は、私が所属する「けいえいをよくする研究会」2ヵ月に1度のセミナーの日。今回の講師は、中央区薬院で居酒屋「ぢどり長屋」を経営する澤井さんでした。

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今回は澤井さんがオープン当時から現在にいたるまでに、どのような顧客戦略を実践していったかを克明に解説していただきました。

特に、昨年秋から取り組んだ「ターゲティング戦略」はかなり功を奏し、外食産業が厳しいなか、2月は昨年比120%を達成するなど、堅実に業績を伸ばしておられます。

さて、そのターゲティング戦略ですが、一言でいうと「商品でなく、人を軸にした戦略」

以前のぢどり長屋さんは「炭火焼き地鶏」という商品に軸を置いた専門店でしたが、今回のターゲティング戦略で「R?30 酒飲み男の憩いの広場」というコンセプトに切り替えました。

その根底には、「商品を絞った専門店だと来店頻度が望めず、この不況下においては戦略的に厳しい」「特定の客層に圧倒的に魅力的な店になることで、その顧客は他の店では満足できなくなる」「ターゲティング戦略の本質は、渇愛ビジネス。表向きはお酒と料理を出す店だが、本質は渇いた愛を潤す“癒しの空間貸し出し業”である」という考えがあります。

その考え方にそって、澤井さんはターゲティング戦略を練り上げました。その工程は全7ステップ。

ここでは細かくは紹介しませんが、このステップが実際に現場で試されたものなので、非常に具体的なものでした。今回のセミナー内容は、追ってけいえいをよくする研究会から発売になりますので、お楽しみに(笑)。

今回も多数の方々にご参加いただきました。皆さまありがとうございました!

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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