ビジネス2.0の時代。阪本啓一氏講演会 その1

こんにちは!ニュースレター作成支援家ソノショーこと園田正一郎です。

今日も「ニュースレター作成のツボ」お届けします。

【経営】

ビジネス2.0の時代〜阪本啓一氏講演会より(1)

先日、阪本啓一氏の講演会に行っていたので、その時の話を何回かに分けてお伝えします。(一部、阪本氏の本「共感企業」から補足しています)。

ニュースレターで顧客増するための秘密のツボ

経営コンサルティング会社株式会社JOYWOW創業者の阪本啓一氏は、ビジネス書の作家・翻訳家としても知られている方です。

実は私が会社を辞めて独立してやっていこうとしていた頃に読んだ『ビジネスを育てる』(ポール・ホーケン著)という本の翻訳者が阪本啓一氏。で、私がこの本が好きなのは、阪本啓一氏の歯切れの良い翻訳が好きだからというのも大きな理由です。

阪本氏の主な活動は企業のブランド作りですので、今回もブランディングの話が中心。いろんなキーワードが出てきましたが、そのなかのいつかを紹介したいと思います。

阪本氏は旧来の伝統的なビジネスを「ビジネス1.0」、今大きく変わろうとしているビジネスの潮流を「ビジネス2.0」と名付けています。

「ビジネス1.0」…人の気持ちと地球を消費し尽くすビジネスのあり方。

「ビジネス2.0」…人の気持ちと地球をリスペクトするビジネスのあり方。

この二つの違いを分かりやすくいうと、

┌■ビジネス1.0───────────

│・競争する

│・企業の壁がしっかり存在し、秘密主義。

│・売れることが重要で、商品価値のあり方は価値判断の枠外。

│・法的に問題がなければ、問題は存在しない。

│・企業は大きく成長することが至上命題。

│・指標は「売上高」「利益」「ROI]「ROE]「市場占有率」など。

┌■ビジネス2.0───────────

│・競争しない。自らが価値創造し市場を形成していく。

│・企業の壁は破線、点線、透明で、コラボレーション重視。

│・価値主導で、市場創造、顧客創造している。

│・志と矜持がある。

│・人間サイズ=人の気持ちをリスペクトしている。

│・指標は「貢献」「尊敬」「喜び」「感動」「共感」…など。

といったところです。
阪本氏の本『共感企業』は、東日本大震災の前に書かれた本ですが、今の時代の空気感である、「共感」「つながり」「絆」といったキーワードとも非常にリンクしており、まさに今読むべき本の一冊だと思います。

共感企業

ビジネス1.0の時代であれば、競争して他社を出し抜くことに価値があったと思いますが、今の時代は、これまでに他社が提供してこなかった価値を提供して新しい市場を作ることが大事だというわけです。
でもそのためには、自社にどんな強みがあるのか、自社の何を磨いていったら良いかを知らなければなりません。

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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コメント

  1. 阪本啓一 より:

    園田正一郎さん、的を射たまとめ、ありがとうございます! 

  2. 園田正一郎@顧客が増えるニュースレター作成支援家 より:

    >阪本啓一さん
    阪本様、わざわざコメントいただき恐縮です!1回ではまとめきれなかったので、数回に分けて紹介してみます。

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