自分が本当にやりたいことをやっていますか? ―映画「最高の人生の見つけ方」

今回ご紹介するのは、がんを患い余命半年の宣告を受けた初老の2人を描いた「最高の人生の見つけ方」です。

映画

自動車整備工として家族のためにずっと働いてきたカーター(M・フリーマン)。金儲けに人生を捧げてきた実業家エドワード(J・ニコルソン)。対照的な人生を歩み、本来なら出会うはずのない2人だったが、がんを患って余命6ヵ月と宣告され、同じ病室で隣り合わせとなる。カーターは自分の残り僅かな人生をまっとうしようと、大学時代に教わった棺桶リスト(死ぬまでにやっておきたいことを書き出したリスト)を作り始める。「見ず知らずの人に親切にする」、「泣くほど笑う」などと記したカーターの棺桶リストに、エドワードは「スカイダイビングをする」「世界一の美女にキスをする」などと付け加える。そうして二人は病院を出て冒険旅行を始めたのだった…。

<みどころ>家族のために自分の夢を諦めていた男と、家族を犠牲にして自分の夢を追い求めて来た男。二人の男が自分の余命を知り、自分の人生を取り戻していくお話。がん末期を扱った映画というとしんみりしたものになりがちですが、この映画にはそんな場面はほとんどありません。性格が真逆の二人の会話はユーモアに満ちていて、笑えることこの上なし。そして、エドワードの秘書の仕事ぶりに感銘を受けるはずです。

『最高の人生の見つけ方』監督:ロブ・ライナー/出演:モーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソンほか/上映時間:97分/日本公開2008年

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

sonoshoをフォローする
映画から学ぶ
sonoshoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました