“人は厳しい環境に身を置いてこそ成長する”とはいうけれど―映画『セッション』

ここでは経営や生き方のヒントになるような映画をピックアップしてご紹介します。今回の作品は、名門音楽大学でスパルタ指導をする鬼教師と、一流のドラマーを目指す青年のぶつかり合いを描いた『セッション』です。

映画

<あらすじ> 一流のジャズドラマーを目指して、名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)。フレッチャー教授(J・K・シモンズ)は、ニーマンの練習する姿を見て、自分のバンドに引き入れる。大学のなかでもトップクラスのフレッチャーのバンド。そこに入れるということは、プロの道が開けるとあって、ニーマンは期待を胸にセッションに参加する。しかし彼を待っていたのは、常軌を逸する過酷なレッスンだった…。

<みどころ> レスリング選手とそのコーチ、シンクロナイズドスイミング選手とそのコーチ、ジャズミュージシャンとその弟子…テレビなどでいろんな師弟関係を目にします。

過酷な指導を受け、泣きながらコーチに付いていこうとする選手もいれば、ワイドショーを賑わすトラブルにまで発展することもあります。

結局のところ、そこに信頼関係があるかどうかが大事なのでしょう。この映画に出てくる鬼教師の、暴力すら厭わない指導振りは完全にアウトです。

ただ、この教師の?一流ジャズミュージシャンを育てたい?という思いは、じんわりと伝わってきます。「人は厳しい環境に身を置いてこそ成長する」というのも、また真実だと思うのです。

『セッション』
WHIPLASH
監督:デミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズほか
上映時間:106分
製作国:アメリカ
日本公開:2015年

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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