度重なる挫折から再起する女性の物語ー『モリーズ・ゲーム』

ここでは経営や生き方のヒントになるような映画をピックアップしてご紹介します。

今回紹介するのは、セレブを相手に地下ポーカークラブを運営する元アスリートの実話『モリーズ・ゲーム』です。

映画

<あらすじ> 父親のスパルタ的なトレーニングを積み、五輪出場を有望視されていたモリー(ジェシカ・チャステイン)。しかし、試合中の怪我でアスリートの道を断たれてしまう。休暇中に知り合ったディーンのもとで働き始めたモリーは、彼から違法ポーカーゲームのアシスタントを頼まれる。ポーカーの参加者はハリウッドスターや大物プロデューサー、有名起業家などセレブばかりで、彼らからもらうチップだけで十分な稼ぎになった。しかもアシスタントをしながら、ポーカーゲームの運営もすっかり身に付けてしまう。ディーンはモリーをクビにするが、モリーは、すぐさま自分のポーカークラブを設立する。一時は成功したかにみえたが、FBIから目をつけられてしまうのだった…。

<見どころ> モリーはFBIに逮捕されてしまうのですが、顧客データを渡すように圧力をかけてくる検察側に対しノーを貫く彼女の姿にはグッときます。彼女には彼女なりの仁義があるのです。

地下ポーカークラブのオーナーを立派な経営者と呼んでいいかどうか難しいですが、最後まで筋を通すぶれない姿勢には学ぶものがあります。

しかも彼女の人生には、何度も試練が訪れます。モーグルの試合中の怪我、手伝っていたポーカークラブからの解雇、そして逮捕。

どんな試練に対しても根性と勇気、そして知恵で乗り越える彼女。

「成功とは、失敗から失敗へ情熱を失わずに進むこと」ー映画の中で引用されるチャーチルの言葉が心に響きます。

[char no=”2″ char=”S.Sonoda”]「“セレブ相手の地下ポーカークラブ経営”という胡散臭い仕事ではありますが、彼女の不屈の精神には学ぶべきものがあると感じました。」[/char]

『モリーズ・ゲーム』
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演者:ジェシカ・チャステイン/イドリス・エルバ/ケビン・コスナーほか
上映時間:140分
製作国:アメリカ
日本公開:2018年5月

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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