このコーナーでは、株式会社ラクパのライター・城戸あづさが、心に留めておきたい言葉とのエピソードを綴ります。
「自分の人生を面白くするのは自分しかいない。」
布袋寅泰・新庄剛志
テレビ番組で2人の対談を観ました。布袋さんはデビュー40周年で60歳。東京パラリンピック開会式でもギター演奏しましたよね。新庄さんは福岡市出身の50歳。野球選手時代は日本でもアメリカでも活躍し、今シーズンから日本ハムの監督に就任しました。冒頭の言葉は布袋さんが切り出したもの。
「50歳になった時、僕の夢の多くは叶ってました。でも思ったんです。僕の人生はこれ以上面白くならないのかな、って」。それで家族と共にロンドンへ移住し、音楽活動を再スタート。「オーディションを受けたり、ライブにお客が来なかったり。ロンドンでは悔しい思いをたくさんしましたよ。でも、悔しさこそが夢に繋がりますからね」と。新庄さんも「苦労を楽しいと思えるまで、とことんやるのが僕は好き」と大きく頷きました。
2人によると「夢は叶える過程がいちばん楽しい」のだとか。そして「1つクリアすると、またハードルを上げたくなる」のだそう。
これが歳を重ねて輝き続ける秘訣!…ということは、悔しい思いや苦労をしている時が、実は最も楽しむべき時期なんですね。そう思うと、イイ歳が取れる気がします(笑)。(あづさ)
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