久しぶりにSWOT分析をやってみて

先日、福岡商工会議所主催の経営革新塾に参加してきました。経営革新塾というのは、中小企業が新規の事業を計画し、実施することを支援する県の施策の一環です。経営計画を作成し、県の承認を受けると税制、信用保証、融資等でメリットがあります。

SWOT

ただ、私の参加理由は、融資を受けることではなく、自分の新規事業のアイデアをまとめることでした。新規事業のことを考えるためにはまとまった時間が必要ですが、日常業務をしながらその時間を確保するのは至難の技です。その点、この経営革新塾は、丸3日間、朝9時半から夕方5時まで新規事業のことだけをじっくり考えることができます。非常に有意義でした。

今回の塾は講義の時間は少なく、ほとんどが自分の考えを紙に落とし込むワークが中心だったのですが、それが良かったです。

手を動かすことで、それまでぼんやりしていたアイデアが少しずつ形になっていきます。ある程度形になったところで、自分の班のメンバー3人に発表し、それぞれの視点から意見をもらいます。さらに各班に4名ずつ配置された中小企業診断士の先生に指摘をもらいます。ここまでが1ターンです。これを3日間で4、5ターンほど繰り返したでしょうか。おかげで単なるアイデア程度だった私の新規事業が、ラクパの新事業としてやっていけそうなところまで形になりました。

今回の塾では特にSWOT分析のワークに時間が割かれていました。

SWOT分析とは、外部環境や内部環境を、
▼強み (Strengths)
▼弱み (Weaknesses)
▼機会 (Opportunities)
▼脅威 (Threats)
の4つのカテゴリーで要因分析する
ものです。事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つです(Wikipediaより)。

私も10数年前の起業準備時期に何度もSWOT分析に取り組みましたが、この10年ほどはすっかり遠ざかっていました。改めて取り組んでみると、この10数年で外部環境はずいぶん変化していることに気付かされました。内部環境も、強みの部分はより発揮されていることを発見しました。

[char no=”2″ char=”S.Sonoda”]そういうわけで、計画中の新サービスもかなり具体化させることができた次第です。あと少しでリリースできそうです。[/char]

この記事を書いた人
sonosho

株式会社ラクパ代表取締役。中小企業の顧客づくり支援家。【経歴】プログラマー5年、タウン情報誌編集者15年を経て、2006年に起業。2016年に法人化。主事業はニュースレター作成代行サービス。東証プライム上場企業から個人事業主まで延べ1,149号の制作実績(2024年2月現在)。近年はサイト制作にも注力。

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